キーエンスのバーコード先進技術
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キーエンスは、大阪に本社があり自動制御機器や計測機、情報処理機などの分野に特化した企業です。前身となるリード電気として、兵庫県尼崎市で1974年に設立されました。スーパーなどでよく見かけるバーコード読取装置やマルチカラーセンサーなどがありますが、この一次元や二次元バーコードの分野においてキーエンスは、日本有数の企業なのです。
バーコードは種類が同じでも国によって規格が違うものが多く、対応はかなり難しい面があります。以前はジャンコードと呼ばれる国際規格で定められた一次元バーコードが広く普及していました。現在は二次元バーコードといわれる種類のバーコードが主流となっていて、従来のバーコードの数百倍のデータを詰め込むことができます。
この二次元バーコードにもいくつかの種類があり、モデル1、モデル2とミクロQRというのがあり、携帯電話に使われているQRコードもその一つです。その他にもデータマトリックスコードやPDF417などの製品があります。これらのバーコードには、国際規格というのがなく、基本的に工場などで製品管理用に考案されたものです。
キーエンスは新世代のバーコードを扱うための周辺機器では高いシェアをもっていて、営業収入もそうですが、パテント収入などの知的財産による収益の割合が高く、企業として優良企業の仲間入りをしています。キーエンスは早くから海外に拠点を設けて国内外を問わず、直接販売を中心に規模を拡大してきた企業です。
キーエンスの社内教育の徹底ぶりは経済界でも有名で、営業時間中の社内研修は行わず、営業時間後に研修をするというやり方です。二次元バーコードを中心とした機器の応用分野は、自動制御の分野だけにとどまらず、各分野に確実に広がっていくでしょう。
単なる識別コードからそれ自体がデータコアとしてデータを保持するコードとしてインターネットなどのネットワークと融合した遠隔操作やデータの共有化が進んでいくでしょう。キーエンスは次世代に対応する技術力や人材育成能力のある企業ですから、これからも発展の余地は十分にあるといえます。